河内長野市にある大阪府立花の文化園で、イルミネーションイベント「奥河内イルミナージュ」が開催中です。(2017年12月15日(金)~2018年3月4日(日)17:30~21:30)

初週の日曜日に観に行ったところ、光の動物たちはとても美しく幻想的。
花の文化園という自然豊かなロケーションに、とてもマッチしていたと思います。



そこで今回は、これから観に行く人のために、ちょこっとアドバイスを。

入場料は? 花の文化園の年パス持ってるけどどうなるの? 休憩できるとこある? 寒さ対策どうしよう?
などなど、お出かけ前に気になることを、実体験をもとにお伝えします。

何時に行けばいい?

奥河内イルミナージュちらし
奥河内イルミナージュは開場が17:30で、21:30までやっています。
通常の、花の文化園の開園時間は10:00~17:00(12月、1月は16:00まで)。つまり、奥河内イルミナージュ開催中は「花の文化園の通常営業後に、敷地内がイルミネーション会場になる」という感じですね。

花の文化園の閉園時間になると、一旦入退場ゲートは閉まります。
そして17:30になったら、「奥河内イルミナージュ」として再オープン。
以降は何時でも好きなタイミングで入れます。

17:30でもすでに辺りは充分暗く、イルミネーションは綺麗に見えました。(12月中旬の場合)
花の文化園は山に囲まれているので、市街地と違って夜は本当に暗いですよね。周りにネオンなどの照明もなく、暗く静かなので、イルミネーションを見るには最高の環境だと思います。

その日は初週の日曜日で、ゲート前には開場を待っているお客さんたちがいました。
といっても行列ができるほどではなく、入場はスムーズでした。

点灯の瞬間が見たいなら早めに行こう

17:30にゲートが開いたとき、まだイルミネーションは点いていませんでした。
入場したお客さんたちの多くは、奥へ進まずゲート付近で待っています。
「もうすぐ点灯しますので、もう少々お待ちください」
みたいなアナウンスがあり、しばらくすると、パッと一斉にイルミネーションが点灯。
歓声が上がりました。この瞬間は感動です。
イルミネーション点灯直後の装飾花壇、花の文化園
点灯の瞬間が見たい人は、17:30より少し早めに到着して、入場をスタンバイしておくことをおすすめします。

ただ、冬至を過ぎるとだんだん日は長くなってくるので、2月の終わり~3月頃になると17:30ではまだ薄暗いかも?(参考:2017年2月28日の大阪府の日の入りは17:53 国立天文台暦計算室より)

暗がりの中、パッとイルミネーションが点く感動をより深く味わうためには、12月や1月など、時期的な意味でも早めに行ったほうがいいかもしれませんね。

夕方までに入場して、園内で待つのもあり

今年の「奥河内イルミナージュ」の入場券は昼夜共通となっています。
つまり、花の文化園の通常営業から夜のイルミネーションまで、1枚のチケットで楽しむことができます。
その場合、17:00の閉園時間になっても退園しなくてOK。園内や温室をぶらぶらしたり、休憩スペースでのんびりしながら、イルミネーション点灯までを過ごせます。

イルミネーションが点灯する前の園内は、こんな感じ。
イルミネーション点灯前のキリン、花の文化園
園内のあちこちに動物やスノーマンがいて、普段と一味違う花の文化園が楽しめますよ。

※月曜日は花の文化園は休園で、17:30からの「奥河内イルミナージュ」のみオープンします。

ちなみに「奥河内イルミナージュ」の入場料は大人1000円(中学生以上)、子ども500円(小学生以下)で、3歳未満は無料です。(花の文化園の入園料込み)
入場券について、詳しくはこちら>>大阪府のホームページ

年間パスポートを持っていたら?

花の文化園の年間パスポートを持っている人は、17:00までに入園すると、+800円で「奥河内イルミナージュ」も楽しむことができます。
そうでない場合は、通常通り17:00までに退園してくださいね。

なお、わたしは16:30頃に年間パスポートで入園したのですが、ゲートの受付でこんなパスをもらいました。
年間パスポートと奥河内イルミナージュのパス
これを身につけていれば、「奥河内イルミナージュ」の分まで手続き済みとわかるので、17:00になっても退園しなくてOKというわけですね。
パスポートは、帰るときに返却します。

防寒対策はしっかりと!

イルミネーションの大部分は屋外なので、かなり寒いです。
防寒対策はしっかりしていってくださいね。寒いのが苦手な人は、大きめなストールを持っていって羽織ったり、手袋やカイロも用意しておくと心強いですよ。

わたしの場合、17:30にイルミネーションが点灯してから、一通り見て回って、帰るときは18:30頃でした。だいたい1時間あれば一通り見て回れると思うので、冬の夜に屋外で1時間、寒さに耐えられる準備をしておくのがひとつの目安になるかなと思います。

途中、あたたかい飲み物を飲むと体も心もあたたまるので、園内のナイトカフェや自動販売機でひといきついたり、魔法瓶に熱い飲み物を入れて持っていくのもいいですね。

ナイトカフェがあります

園内のカフェが、21:00までナイト営業しています。テイクアウトもOK。
詳しくはこちら↓ (花の文化園のfacebook)


大温室もお忘れなく

大温室の中もイルミネーションで彩られています。
大温室のイルミネーション、花の文化園
光るきのこや小人さんもいて幻想的。おとぎ話の森のなかに迷い込んだ気分になれますよ。

あと、大温室は温室なだけあって、外に比べるとかなり暖かいです。
屋外のイルミネーションを見ているうちに寒くなってきたとき、大温室に入るとちょっぴり暖をとれるのでおすすめですよ。

駐車場について

駐車場は、道の駅「奥河内くろまろの郷」の駐車場を利用します。
料金は無料。300台も停められるので、夕方以降に満車になることはほぼないと思います。
くろまろの郷から花の文化園は大温室が見えるくらい近く、歩いて5分くらいです。
途中階段がありますが、階段もイルミネーションで明るく照らされているので、安心して歩けます。
とはいえ、小さいお子さんは手をつないであげてくださいね。
くろまろの郷から花の文化園への階段

なお、花の文化園の入園ゲート前には、身障者用駐車場とゆずりあい駐車場があります。
アクセス・駐車場について詳しくはこちら>>総合案内・アクセス|大阪府立花の文化園公式サイト

くろまろの郷について

駐車場は24時間営業で、トイレも使えます。

ただ、ビジターセンターやカフェは17:00(冬季)に閉店しますし、付近にコンビニなどのお店もありません。必要なものは、事前に調達しておくことをお忘れなく。

※飲み物の自動販売機はあります。(「あすかてくるで」に向かって右奥)

>>奥河内くろまろの郷(公式)


☆     ☆     ☆

花の文化園「奥河内イルミナージュ」は2017年12月15日(金)から2018年3月4日(日)まで開催中です。
光の動物たちはとっても可愛く、緑豊かな河内長野はサファリパークの雰囲気にぴったり。

河内長野で、冬の素敵な思い出ができますように。


【関連サイト】
>>大阪府立花の文化園公式サイト
>>奥河内くろまろの郷