~・~・~・~・~・ 綿の成長日記 ・~・~・~・~・~・~
「綿の里親プロジェクト」に参加し、自宅の庭で綿(わた)を育てています。

2017年6月、河内長野市立ふるさと歴史学習館から、6ポット12株の綿の苗をゆずり受けてきました。
園芸初心者なわたしですが、白くてふわふわな綿の収穫を目指して、可愛い綿っ子たちの成長日記をお伝えしていきます。

「なんで河内長野で綿?」「どんなプロジェクトなの?」という方は、
ぜひこちらもご覧ください→綿の里親になりました
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前回に引き続き、ドライコットン作りについて。
今回は、綿を室内に吊るしてから、完成までの変化の様子をお伝えします。

10月1日。ドライコットン用の枝を切って、室内に吊るしました。
白いわたが吹いているのは1つだけで、ほかの実はまだ緑色です。
10月1日、ドライコットンを作ろう。室内に吊るしました。
吊るした場所はリビングのエアコンの下です。
10月はクーラーはいりませんし、11月以降寒くなってからの暖房も床置きのファンヒーターが中心でエアコンはほとんど使わないので、ドライコットン作りには特に影響していないと思います。

10月6日。新たに3つの綿が開いています。
10月6日、ドライコットンを作ろう。乾燥中の綿

10月13日。藍染ストールとコラボレーションさせてみました。
藍染めについてはこちらをどうぞ >>「藍の生葉で染めるシルクストール」体験リポート in ふるさと歴史学習館
10月13日、ドライコットンを作ろう。藍染めストールと共演
割れかけの実をアップ撮影。中に白い綿がのぞいています。
10月13日、ドライコットンを作ろう。吹きかけの実

10月17日。実が1つ、黒っぽくなってきてしまいました。
10月17日、ドライコットンを作ろう。実が1つ茶色に
写真上部に映り込んでいる緑色の実と比較。
黒い実は表面に皺が寄って、ガビガビした感じになっています。中に白い綿はできているようなのですが、、、結局この黒い実は開かずじまいでした。
10月17日、ドライコットンを作ろう。茶色くなった実ビフォーアフター

10月21日。吊るしてからちょうど3週間目。
ちゃくちゃくと綿が吹いて、賑やかになってきました。パカーッと盛大に開いているものも。
10月21日、ドライコットンを作ろう。綿がパカーッと

10月23日。最後の緑色の実も開きかけて、白い綿が見えてきました。
10月23日、ドライコットンを作ろう。白ふわな綿が吹いてきた

綿が無事に開いてくれて一安心。あとは乾燥してドライフラワーになるのを待つだけです。
1ヶ月ほどこのまま吊るしておいて、、、

11月23日。綿の水分が抜けて繊維っぽさが増し、包葉も乾いてパリパリになりました。
11月23日、ドライコットンを作ろう。飾る直前の綿。

吊っていた麻ひもをはずし、モビール状態終了。
コットンと包葉が触れると、パリパリになった葉が繊維にひっかかって焦りました(笑)
11月23日、ドライコットン。しっかり乾燥した綿
作ってみた印象ですが、実が緑色の状態で枝を切り室内で吊るして開かせる方法は、作りやすいと感じました。今回は一つだけ実が黒くなってしまいましたが、ほかは綺麗な白い綿を吹いてくれたので。

3枝まとめて飾ってみました。
綿によって形や大きさ、開き具合が色々で個性を感じます。
ドライコットンを飾ってみました

みんな立派になったなぁ……

5ヶ月前はこんなだったのに。
6月27日、14cmになった先輩組20170627084114_p

この小さな苗たちが育って花を咲かせ、実をつけ、白い綿を吹いて、、、何度も何度も楽しませてくれました。こうしてドライコットンにしてそばにおいておけるのも、とても嬉しいです。

収穫もたまってきましたよ。(紐が付いているのは屋内で吊るして乾かし中のもの)
11月27日、これまでの収穫と庭の綿

ふるさと歴史学習館にお届けに行く日も近そうです。