9月12日の朝、我が家の綿が大変なことになっていました。

かなりショッキングな写真なのですが、
9月12日朝、風で根元から倒された綿
綿の株が風で倒れて、自力では起き上がることもできない状態に……
茎が支柱から外れて、大きく横倒しになってしまいました。

被害は1株だけではなく、下の写真左の株は支柱ごと斜めになっています。
9月12日朝、雨風で綿がなぎ倒されていた
このプランターは玄関前の軒下に置いてあったもので、
周りにも植木鉢などが多かったためプランター自体は動きませんでしたが、その分、長く伸びていた綿の株がもろに風の力を受けてしまったようです。

一方、庭の外の屋根のないところに置いてあった綿は、プランターごと倒れていました。

前日11日の深夜から朝にかけて、すごい雨が降り、風も強かったのです。
眠っていても、雨風が屋根や窓を叩く音で目が覚めるほど。
気象庁のデータによると、12日午前7時の1時間で、河内長野は降水量39.5mmを記録したとか。

急いで綿を起こし、まだ一日悪天候が続きそうだったので、支柱や紐で応急処置を施しました。

応急処置

激しく横倒しになった綿も、起こして支柱に固定し直すと、しゃんと立ってくれました。

実がいくつもついた枝は重みがあって風に煽られやすいので、麻ひもで補強します。
9月12日、倒れた綿を起こして麻ひもで補強
枝の先端にはマスキングテープも巻きました。
この先端部分は、風でポキンと折れてしまったんです。ですがちぎれはしなかったので、補強して様子を見ることに。
綿の実の重さで折れないよう、茎をマスキングテープで固定
折れた先が育つかどうか心配ですが、翌13日の時点では、しおれたり枯れたりせず頑張っています!

隣に置いてあった植木鉢でも株が倒れかけていたので、支柱を1本ずつ追加して補強しました。
倒れた綿、支柱を1本追加して補強

プランターごと倒れたけれど……

こちらは庭の外、屋根のないところに置いてあったプランターです。
9月12日朝、倒れていた綿のプランターを起こした
朝見つけたときはプランターごと倒れていましたが、大きな問題はなさそうです。
(写真はプランターを起こしてから数時間後、雨風がひと段落したときに撮ったものです)

周りには茶色くなった小さな実が1つ落ちていましたが、それ以外は実がもぎとられたり傷んだりした様子はありませんでした。
9月12日朝、落ちていた実

大きく育ってきた実たち。無事でよかった…!
見事に下を向いた綿の実たち
大きさでいうと3~4cm程度なのですが、意外とずっしり重みがあって、みんな見事に下を向いていますね。

株元のほうに注目してみると、
左上の綿の実、茎は折れてるようで折れてません
左上に写っている実は茎が曲がっているように見えますが、実の重みで垂れ下がっているだけで、雨風で折れてしまったわけではありませんでした。

外に置いてあった植木鉢は

後輩1号も、植木鉢ごと風で倒れていました。
綿の植木鉢、倒れたせいで土が偏ってる
朝は、取り急ぎ植木鉢を起こすしかできなかったので、土がちょっと流れたままになっています。
とはいえ、大きく偏ったりこぼれたりしなくて幸いでした……!
植木鉢ごと倒れたものの、持ちこたえた綿
茎や実も、今のところ大きな問題はなさそう。

今回は、植物の強さに本当に助けられました。
こんなに雨風が強くなると思っていなくて、事前の対策を怠っていたので……

茎が倒れても起こせばちゃんとまっすぐに立ち直り、プランターごと倒れても実が落ちることなくしっかりついていてくれたのは、綿たち自身が頑張ってくれたからですよね。

みんな、持ちこたえてくれてありがとう。

週末の台風に備えて

今、台風18号が接近しつつあります。
13日に沖縄県の宮古島付近を通り、週末の3連休には本州を縦断する見通しだとか。
本当に怖いのは、これからですね。

今回のことを教訓に、綿たちが大きな被害を受けないよう、できる限りの対策をして備えようと思います。13日の今日は天候も落ち着いたので、より強固な補強対策を講じました。
次回はそのことについてお伝えしようと思います。


皆さんも台風にはくれぐれもお気をつけて。
人にも物にも植物や農作物にも、大きな被害が出ませんように。