~・~・~・~・~・ 綿の成長日記 ・~・~・~・~・~・~
「綿の里親プロジェクト」に参加し、自宅の庭で綿(わた)を育てています。

2017年6月、河内長野市立ふるさと歴史学習館から、6ポット12株の綿の苗をゆずり受けてきました。
園芸初心者なわたしですが、白くてふわふわな綿の収穫を目指して、可愛い綿っ子たちの成長日記をお伝えしていきます。

「なんで河内長野で綿?」「どんなプロジェクトなの?」という方は、
ぜひこちらもご覧ください→綿の里親になりました
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連日、最高気温が30度を超える日々。もうすっかり夏本番ですね。

夏と言えば、虫取り!

といっても、網を持ってカブトムシとかトンボとかをつかまえに行く「虫採り」ではなく、栽培中の植物を害虫から守るための虫取りです。

我が家ではプランターに市販の補虫シートを設置しています。
捕虫シート
シート一面が粘着性になっていて、植物の周りに飛んできた虫がくっつきます。いわゆる、ハエ取り紙方式ですね。
黄色は害虫が引き寄せられる色だそうです。

設置方法・我が家流

捕虫シートは紐やワイヤーで吊り下げる方法もありますが、我が家では割りばしに挟んで土に挿しています。
これは母に教わった方法なのですが、風で煽られて粘着部分が葉っぱに貼り付いたりすることもなく、なかなかいい感じです。

この先もっと綿の背が伸びて、高いところに捕虫シートを設置しなければいけなくなったら別の方法を考えなければいけませんが、しばらくはこれで大丈夫そうです。

成果は上々

捕虫シートの効果はなかなかで、目を凝らさなければ見えにくい小さな虫から、小型のバッタや蛾まで、がっちり捕獲してくれています。
虫が苦手な人もいると思うので写真は避けますが、一番多いのは白いアブラムシみたいな虫。
これはオンシツコナジラミという代表的な害虫で、植物に寄生して葉を枯らしたり、すすで黒くしたりするそうです。

今のところ、綿っ子たちの害虫対策はこの捕虫シートだけで、害虫による被害は防げています。
綿は食べるものではないとはいえ手で触れるものなので、このまま農薬を使わず、身体に優しい綿を収穫できればいいなぁと思っています。


雑草取り

夏は雑草もびっくりするような速さで成長しますよね。

地植えの場合ほどではないと思いますが、綿のプランターや植木鉢にも、ちょくちょく雑草が顔を出します。
ピンセットで雑草抜き
雑草を見つけたら、手やピンセットでつまんで根っこごと抜き取ります。

気になるのは、綿っ子先輩組のプランターに生える、ちょっと可愛いこの草たち……どうも雑草とは違う感じです。
トレニアの芽かも?
母によると、「トレニアの芽かも」とのこと。

こちらがトレニアです。
トレニアの植木鉢

この植木鉢から種が飛んできて、綿のプランターで発芽したのかもしれません。
トレニアなら可愛い花が咲くそうなので、しばらく抜かずに様子を見てみることにしました。


夏は虫も雑草も活発になる季節ですが、綿っ子たちが負けずにすくすく育ってくれますように!