このたび河内長野の「綿の里親プロジェクト」に参加して、綿の里親になりました。
おかげさまで、ただいま我が家の綿の苗たちは、すくすくと成長を続けております。
「綿の里親ってなに?」という方は、こちらの記事をご覧ください

今回は、綿をポットからプランターに植え替えたときのリポートをお届けします。

植え替えのタイミング

こちらは、ふるさと歴史学習館から苗をゆずり受けてきた翌日、6月3日の写真です。
2株ずつ入ったポットを6つ、合計12株あります。
黒ポットに入った綿の苗
4月末頃に種まきされたものなので、種まきから一ヶ月ちょっと経ったところですね。

植え替えの目安は発芽から2週間以内なので、時期的にはそろそろ頃合いなのですが、やや成長が遅めらしく、
「今双葉が出たところなので、本葉が何枚か出てきてから植え替えてあげてください」
と学芸員さんからいわれていたので、我が家に連れて来てからも、しばらくポットのまま見守りました。

植え替えたのは、6月10日です。3日の写真と並べると、こんな感じです。
6月3日の綿の苗、双葉の上に小さな本葉が出始めています 6月5日の綿の苗、本葉が出ました
丸みのあるそら豆みたいな形のが双葉で、先が細く尖っているのが本葉です。
6月3日(写真左)は、双葉の上に小さな本葉が2枚顔を出した状態。
6月10日(写真右)は、最初の2枚の本葉が大きくなり、次の本葉も出始めています。

さぁ、植え替えよう

綿は日当たりが良く、水はけの良い環境が好きです。
また、苗のうちは水のやりすぎや雨による根腐れに要注意とのこと。
そこで、底面の穴が多く、上げ底で通気性の良さそうなプランターを用意しました。
逆さまに置いたプランター、上げ底になっていて通気性が良い
 プランターの底に白い石を敷く
プランターの底に石を敷き、土を入れます。
土は市販の園芸用のものを買ってきました。肥料も入っているタイプなので、そのまま使えます。(もし古い土を使う場合、植え替えの一週間前から石灰を混ぜて弱アルカリ性にしておく必要があります。一緒に肥料も混ぜておきましょう)

ちなみに、綿の里親プロジェクトは母と二人で参加しています。
綿は植え替えに弱い植物なので、ここからの作業はもともと園芸好きで慣れている母にお願いし、わたしは応援と記録担当に回ります。

いよいよ、ポットの苗をプランターに植え替えるわけなのですが……

土の入ったプランターに綿の苗のポットが3つずつ埋もれている

おかあさん、チョット。

思わず、河内長野でおなじみの某生活新聞タイトルでつっこんでしまいました。(ローカルネタですみません)

「ポットのまま植えんの?」

「ううん、出してからやけど。土を入れるときにポットを埋めといたら、植え替えるのにちょうどいいくぼみができるから」

ポットを取った後の土にできた、くぼみ

なるほど。

ちなみに、綿は成長すると草丈80cm以上になるので、スペースに余裕をもたせておくことが大切です。プランターの場合、株間は20cmが目安で、1つに3株が限度だとか。
今回用意したプランターは横幅が45cmと短めなので、互い違いにずらして植えました。十分長さがあるプランターなら、3株を横並びにして大丈夫だと思います。

ポットから苗を取り出します。土がバラバラになることなく、ポコッといい感じに取れました。
ポットから出した苗 根がしっかり張った苗

成長が早めのものは、右の写真のように根がしっかり張ってきているのがわかります。

1つのポットに2株ずつ入っていますが、あまり近接していると上手く育たないので、より元気なほうを残して間引きます。
普通は、弱いほうの株の根元をハサミでチョキンと切ればOK。そのほうが、下手に土をくずすより根っこを傷める心配がなくて確実だそうなのですが、

「切っちゃうのはかわいそうやから」


ということで、今回は間引くほうの苗も生存を目指す方針をとることにしました。

土を割って、2つの株を分離する
土をそっと2つに割り、株を分けます。このとき、元気なほうの株の根を傷めないよう、慎重に扱うことが大切です。間引いた株は、とりあえずポットに戻しておきました。

元気なほうの株をプランターに植えます。土に作っておいたくぼみ1つに1株ずつ植えていきます。
綿の株をプランターの土に植える

たっぷり水やり

2つのプランターに3株ずつ植え替え完了。ポットの中身は間引いた株

2つのプランターに3株ずつ植え替えできました。

ポットに入っているのは、間引いた株です。しばらくポットで栽培してみて、育ちそうならまた植え替えるつもりです。

水をやります。根を張る時期の株にとって水のやりすぎは禁物ですが、植え替えてすぐは土が乾いているので、最初にしっかりめに水をやって、土全体に水を行きわたらせます。
プランターの土にじょうろで水をやる
植え替え作業は母に任せてしまったので、せめてこれくらいはわたしがと、如雨露に水をくんできました。

「半分くらいで充分かな」と思ったのですが、母の水やりっぷりが想像以上に大胆だったので、傍で見ながらちょっとハラハラ。
「そんなにジャバジャバかけて平気?」と訊ねると、

「プランターの下から水が出てくるくらいまでかけて大丈夫」

とのこと。確かに、乾いていた土がどんどん水を吸収していくので、けっこう思い切ってかけないと土全体には行きわたらなさそうな雰囲気です。
結局水は全然足りず、後でもう一度くみに行きました。

植え替え完了

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「わーい」
と、手を広げて喜んでいるように見えませんか?
どの子もまっすぐスッと立っていて、母の教育の良さ、もとい植え替えのテクニックに感謝です。

ポットというベビーベッドを出て、広々した運動場に飛び出した綿の子どもたち。
すくすく元気に育ってくれますように。

ちなみに奥に挿してある「綿の里親」のラベルは、綿の苗と一緒に、ふるさと歴史学習館からいただきました。可愛いですし、こういう公認アイテムがあると、任命されたみたいで気分も高まりますね。


この先も、綿の成長の様子をお伝えしていこうと思います。これから夏に向かって背を伸ばし、花が咲き、実をつけ、真っ白なコットンボールができるその日まで、どうぞ温かく見守ってくださいね。